OEMはブラックボックス
では、OEM(オリジナルブランド商品)は、どの様にして作られているのでしょうか?
メーカーが商品を製作する場合、その製作は本当にMade in Japanなのでしょうか?
商品にMade in Japanと明記されているので、法律的には日本製なのでしょう!
しかし、その多くは部品を海外に委託して製作し、その部品を日本に輸入して日本の組み立て工場にて組み込んで製作されています。
この様にひとつの企業、またはメーカーが商品を一貫して製作することはほとんどなく、部品の一部やそのほとんどを海外で製作し、日本のブランドを付けて日本国内で販売しています。
生産コストの問題を考えると、この方法でないと日本での販売競争に打ち勝つことができないのです。
日本のメーカーは、海外のメーカーにしっかりとしたデザインの指定やブランドコンセプトを正確に伝え、海外工場(おもに中国工場、さらにベトナムにも波及)に伝えてコストを安く作る仕組みを作り上げています。
(そこには、社内に工業デザイナーやプロダクトデザイナーがいて、中国の工場にデザインや仕様を伝える仕組みがあるから可能なのです。そのデザイナーは専門学校や意匠を専攻した学生を抱え込み、社外秘としてデザインされています。仕入れ屋ドットコムによる産学連携によるデザイン開発もあります。)
逆にこの仕組みを理解して実行すれば、
卸店・小売店もOEM(オリジナルブランド商品)を製作することができる様になります。
当社がサポートしている義烏市、福田市場での買い付けアテンドサービスもこの視点に立ったサポートをさせていただきます。
是非とも価格競争に勝てる、御社だけのオリジナル商品製作の仕組みをひとつ作ってください。