オリジナルブランド商品製作の必要性~販売価格は小売店が決める!
オリジナルブランド商品は、上図の様に価格を決定するのは、それを製作した人が決定することができるということです。小売店が自ら開発したオリジナル商品は、みずから価格を設定することができます。
また、利益以外にもショップの独自性を出すことができ、リピーターのお客さまを囲い込みこともできます。
現在では、既存商品に名入れしたり、そのパッケージや少し形を変えてオリジナル商品を作る場合もオリジナル商品の意味合いを持つOEMのひとつと考えていいでしょう。
現在のデフレで特に進んでいる事項をみていきましょう。
【インターネットが活発化する前の流通携形態】
メーカー→卸売業→小売業→お客様
お互いの役割分担(マーケティングや商品管理、販売)の中で消費者であるお客様へと商品が供給されていました。
各業態の中でそれぞれの得意分野での役割分担が行われていました。
その流れの中では、お客さまに訴求していく商品のマーケティング等役割分担で行われていたので、しっかりとした市場調査が行われてきました。
メーカー:
消費者に販売するためにマーケティングから、販売するための商品開発の企画立案から商品の計画を立て、サンプル商品の製作からモニター販売から本格的に販売を開始。
卸売店:
メーカーから販売商品のマーケティング等依頼を受け、メーカーが製品開発するための意見交換を行ったり、小売店が小口で販売できる様にメーカーから比較的多めに商品を引き受け、メーカーと小売店のパイプ役としての役割を果たす。
小売店:
実際に消費者に対して、実際に販売をしているため、マーケティングの最先端の部門。
商品の価格・感想や使い勝手・デザイン等の意見を卸売・メーカーなどの意見をフィードバックし、よりよい商品になる様にする。消費者ニーズに一番敏感な部門。
またユーザーに数多く商品を見せるために、小口にて商品を卸売店から商品を購入する。
【現在の商品流通計形態】
今までに流通に加えて新しい流通の流れが起こってきました。
それが、インターネットによるメーカー・卸業店による直販売ルートです。
情報は何でもインターネットで入る時代になり、その情報は消費者以外にメーカー・卸店もその媒体を使って情報発信する様になりました。
その結果、上記までの商品の流れまたは商品価格の流れに大きな変化が起こってきています。
そこではどんな問題がでるのでしょうか?