なぜ今、中国なのか?
「世界の工場から世界の市場へと」
オリジナル生産(OEM)を行う工場の拠点としての中国から、世界中からその顧客をターゲットとして、注目されている中国市場。
ではなぜ、今中国なのでしょうか? まずは市場規模としての人口。人口の10%を占める富裕層の存在が、日本の人口より多い1億3千万人です。海岸沿いを中心に中流富裕層が増えているおり、すでに日本やアメリカより多い数億人の市場を形成しています。
また近年では、その中間層である中国人観光客の取り込み、有名百貨店や小売店では、その貪欲な需要を取り込める様に、様々な企業努力が行われてきています。
富裕層から中間層までがターゲットに!
中国からの観光客向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」カードの取扱いの開始。
■「銀聯(ぎんれん)」カード
中国人観光客に人気の高い日本製品を紹介する「メイド・イン・ジャパン」企画等、
中間層をターゲットとした販売戦略も続々とあらわれてきています。
「メイド・イン・ジャパン」の商品、具体的には、アウトドアバッグや健康用品(体重計、血圧計)、理美容品(ニッパー型爪切り、美容液)、キッチン用品(セラミック包丁)などが、お土産品として中国人観光客からの人気が高く、ご利用額も年々増加しております。
飛ぶように売れる炊飯器
日本の家電製品の人気が薄れる中、高機能と耐久を誇る炊飯器は依然、日本製志向が強いようです。「中国製では中の釜が壊れることもあり、メイド・イン・ジャパンが購入の決め手」。1人で2個購入する中国人もいるほか、売れ筋のシェーバーや電動歯ブラシなどを複数個購入するケースもあるという。「中国では家族や近所の人に旅行先の品を配る『お土産文化』が根強い」。
中国市場の将来性。
そして次は他の新興国と同様、その将来性。市場の縮小は見込めても拡大が見込めない日本や欧米に比べて、当分の経済発展が見込まれる中国やインドは更なる市場の拡大が確約されており、企業は十分に投資する価値があると思われます。
また、中国人やインド人の生活向上に向けた貪欲な姿勢は、日本や欧米にはない貴重な経営資源です。仕入れ屋ドットコムチームも優秀な中国スタッフとチームを組んで日々仕事をしています。その能力に加えて、努力する姿勢には成長期の日本の姿勢にも通じるところがあります。